丁度1年前、くも膜下出血になって3年になる患者さんがお越しになりました。

平成26年の9月に意識がなくなり救急搬送されて、すぐ手術室へ6時間に及ぶ手術だったそうです。
意識が戻ったのは、ベットの上だったそうです。
そのあとが大変でしたとおっしゃいます。
体重48キロから37キロまで落ちまして、ふらふらしてたとのこと。
そんな状態で、足に装具をつけてリハビリが始まったそうです。
もうつらくてリハビリの先生の前で何度涙を流したことかとおっしゃいます。
一人でトイレへも行けない状態だったそうです。
何とか頑張って12月に退院はできたのですが、外へ行くこともできません。
髪の毛はないですし、それでも2か月で何とか少しは外へ行けるように頑張りました。
これからが後遺症との戦いだったそうで、針や整体院に通いました。
良いといわれるところはすぐ行きましたが、足のしびれは取れません、口が思うよう動かないので、返事も遅れてしまいます。
しゃべれなかったです。
思うようによくならないので悩んで思い詰めているところに当院を知りお越しになりました。
2週間ぐらいで、これはいけると実感されたそうです。
あれから1年しびれもほとんど取れましたし言葉も普通にしゃべることができるようになりました。
脳に異常が見られたのですが、2月の検査で異常なしになっていました。
と喜んでくれています。
医師からは
再発はあります。また運動機能も後退していきます。
といわれて希望をなくしていたんですが、こんなに良くなるなんて嬉しくてと涙を流して喜んでくれています。
良かったと胸をなでおろしながらまた気を引き締めて患者様のために頑張っていこうと思います。患者様の笑顔がいちばんうれしいです。