70代男性 前立腺がんの患者様が初めて当院へ来られたのは、平成26年7月です。

びわ温灸を始めるきっかけとなったのは、知り合いの方から「びわの葉温灸」を勧められて、びわの葉温灸の器具を譲り受けたことからだそうです。

前立腺がんの患者様

自宅のびわの木のびわの葉を使って奥様に「びわの葉温灸」をしてもらっていたのですが、太いもぐさに火をつけて、びわの葉を使って行う「びわの葉温灸」はなかなかうまくいかずにいたそうです。

そこで、以前から「びわ灸土師」の看板を見て下さっていた当院へ来てくださいました。

当初、おしっこの出が悪くて、お腹が張ってとてもつらかったそうです。

「おしっこが出ないから、公共トイレで自分の両隣の人が二人、三人…とどんどん入れ替わっていく。それくらいおしっこが出なかった。やっと出たと思っても少しだけ。おしっこが出ないって本当につらいよ。」

「それが、ここへ来て、二〜三回目でおしっこが出るようになってな。」

とホッとした表情で当時の事を話して下さいました。

自宅でも毎日、びわ温灸が出来るようにと、当院で扱っている温灸器と電気の温灸器を購入されて、当院へ来られない日は自宅でびわ温灸をされています。

「最近は寒いので、家ではなかなかやっていませんが…」とおっしゃられていました。

合わせて「病気を治すのは食事が大事だ」とおっしゃられ、玄米食やゲルソン療法等の食事療法を続けられています。

当院へ来られた当初はがんが、リンパ、あばら骨、首にまで転移し、ステージIV期半、PSA数値が160あったそうです。

それが現在はPSA数値が0,11にまで下がっているそうです。

びわ温灸をして、前向きになってきた患者様は、今も現役で元気に仕事をされていて、講演会等にも出席されたり、お友達との交流を大事にされたりと、仕事も勉強も遊びも熱心な方です。

患者様の前向きな気持ちも免疫にとっていい影響を与えているのだろうと思います。

大阪府堺市南区
びわ療術院土師
桜もち