「びわ灸」とは・・・

と、解説するには、その歴史や変遷、ビワの葉がなぜ効能を持っているのかなど、広く説明する必要があります。
しかし、当院のホームページをご訪問いただいた方に、わかりやすくご説明するために、ここでは「びわ灸」に限定して解説いたします。
その他の情報は、別の記事に分けて解説していきますので、カテゴリー一覧や関連記事からご覧になりたい項目にアクセスしてください。
びわ灸は「ビワ療法」のひとつ

びわ灸の元を辿ればその歴史は古く、その源流はアーユルヴェーダ医学とタント医学が融合した古代インド医学にまで遡ります。
そして約1500年もの長い時間を経て、現代のビワ療法が確立されてきました。
そんなビワ療法には、びわ灸や火であぶったビワ葉を皮膚に当てる「金地院療法」、ビワ葉に焼き塩を布袋に入れたものを置く「ビワ葉焼き塩温湿布」やビワ葉の青汁を利用する「ビワ葉の青汁療法」など様々な療法があります。
当院が採用する「びわ灸」は、ビワ療法の中で「ビワ葉温圧療法」に分類される施術となります。
現代のびわ灸
昔は、ビワ葉の薬効成分を吸収させようと、ビワ葉をあぶって病患部にこすりつけるようなこともされていました。
そして、びわ灸は本来、ビワ葉を肌の上に直接置いて、そのビワ葉の上にモグサを置いてお灸をし、その熱を利用するという方法でしたが、ビワ葉の上にモグサを置いて施術をするには熟練した技術が必要ですし、初心者などでは火傷や火災のリスクもありました。
また、ビワ葉を年中安定して入手するのもなかなか困難ですし、保存も難しいのです。
そこで、近年になってびわ灸が安全に手軽に行える器具が開発され、ビワ葉をエキスにしてより使いやすくした「棒状モグサ」や「ビワ葉エキス」を使って、施術のハードルを下げることに成功したのです。

さらに、びわ灸の器具を二本同時に使う「陰陽打ち抜き」によって効果を倍増させる施術法を確立し、現在に至っています。
近年は、さらなる研究の結果、煙も出ず臭いもしない器具が開発され、いわゆる「お灸」とは違い、「熱い」や「痛い」がなく、あと形が残る心配もありません。
土師療術院のびわ灸

土師療術院では、医療器具の認定(承認番号58B 第759号)を受けた特殊なびわ灸の棒灸を2本用い、薬効成分をエキスにして身体の芯まで温熱効果を届かせます。
土師療術院のびわ灸は、ビワ葉エキスの作用に加えて「温熱効果」と「指圧効果」、それに「ツボ刺激」によって、局部はもちろん全身の血流が活発になり、自然治癒力が高まり、熱くなく火傷もなく、何度でも施術を受けたくなるほど気持ちの良い療法です。
膝が痛くて、早く歩けないのですが、
びわ灸を試したいのですが料金はいくらかかりますか❔