クリスマスも終わり、いよいよ今年の最終週になりました。
患者様も、「次の予約は来年ですね」という方が多くなり、「良いお年を」という言葉が飛び交います。
「良いお年をお迎え下さい」
という挨拶は、本来は12月20日頃から12月30日までに使う挨拶だそうです。
日常品をすべて掛買いしていた江戸時代は、支払いは盆と暮れの二回。

大晦日は商家にとっては借金が回収できるかどうか、貧乏人にとっては踏み倒せるかどうかが死活問題で、「掛け取り」の壮絶な攻防戦や、借金取りをあの手この手で撃退する話は落語にもなっています。
無事に支払いを済ませることが出来た家は、家中の大掃除を行ってスッキリしたところで、家族で一年の無事を喜び合ったという事です。
このように、「良いお年をお迎え下さい」には、12月31日(大晦日)を無事に迎えることができますように、という意味も込められているそうです。
穏やかに年越しができるよう相手の無事を願う言葉なのですね。
それでは、良い年を迎えられるように、残り少ない今年も最後までお元気にお過ごし下さい\(^o^)/
豆娘