このページは土師療術院の「外反母趾の施術」についてご案内いたしますが、最初に少しだけ「外反母趾」について解説し、その後に「外反母趾の施術」についてご案内いたします。

外反母趾とは

外反母趾

外反母趾とは、親指が小指側に15度以上曲がった状態のことを言い、20度になると中程度、30度にもなると重程度の外反母趾と考えられています。

このような外反母趾で苦しむ人は思いのほか多いのが現状です。

また、外反母趾は足の変形と痛みという部分的な症状にとどまらず、身体全体のバランスが崩れることによって、ひざや腰、さらには首の変形や痛み、そしてそれらに伴って、自律神経失調症やうつ、パニック症などにまで進行する場合もあるのです。

外反母趾の原因

外反母趾になったことがある方以外の多くは、外反母趾の原因は「ヒールの高い靴を履くこと」とイメージされているようですが、実は子どもや男性でも外反母趾になる可能性があります。

というのも、外反母趾の原因には次のようなことが考えられるからです。

歩き方

外反母趾の方の多くが、ぺたぺたと足指を使わないで歩くという特徴があり、この歩き方だと、足指に関連する筋肉が弱くなり、外反母趾が進行します。

ハイヒールなどは履かないのに外反母趾になる人の多くがこのタイプです。

運動不足

現代の日本人は運動不足の方が非常に増え、運動不足によって足指周りの筋肉も弱くなり、外反母趾を進行させます。

合わない靴

合わない靴というのは、人間本来の歩く機能のためにある形に合わない靴ということです。

人間の足は5本の指の骨が横のアーチを作り、土踏まずが縦のアーチを作り、立って歩く時ための絶妙なバランスを取っています。

ヒールの高い靴やつま先が細い靴、逆につま先の幅が広い靴やサンダル、土踏まずがないものなどでは、足指に力が入らず足の正しいアーチ形もくずれ、外反母趾などの変形が進みます。

外反母趾の治療方法

外反母趾の治療方法には、大きく分けて手術療法と保存療法があります。

手術療法は外反母趾の状態が重篤である場合に限られますが、一般的には保存療法である運動療法や足底板療法、そして当院が行うテーピング療法などで改善をはかります。

土師療術院の外反母趾テーピング療法

何千人もの人の足を診ていますと、「ゆがみ」がすぐわかります。

ご本人はお気づきではありませんが、そういう人は、ある種独特の歩き方をしています。

当院が行う外反母趾の施術は、まず特殊な器具で足指のバランスを調べ、その後にその方に合わせたテーピングで「重心調整」を行います。


テーピングによって正しい筋肉の使い方を補助することで、どなたでも正しい歩き方ができるようになり、回復への道を歩けるようになります。

使用するテープは違和感も少なく、ほんの2~3分で貼っていることを忘れてしまうくらい気持ちのいいもので、軽い変形から変形が進行した外反母趾でも靴を履くことができ、外出する苦痛もなくなります。

外反母趾でお悩みの方は、ぜひ一度土師療術院をご利用ください。